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- ジドウキ ニ オケル ジコ チョウセイ コウドウ ノ ハッタツ ト カンジョウ ヒョウシュツ
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Abstract
感情を制御できない子供が増えているという背景には感情表出に関わる問題が見られ,自己調整行動を育む必要性がある。本研究では自己調整行動の発達と感情表出の関連を検討することを目的とした。小学1年生から6年生までの66名を対象に3つの場面を用いて調査を行った結果,自分がポジティブな感情を抱いていて友達がネガティブな感情を抱いている時はどの学年でも相手を優先できるが,自分がネガティブな感情を抱いている場面では相手を優先することは困難であり,年齢が上がるにつれて他者優先的になっていくということが示唆された。また,自己調整行動において自己優先的な傾向がある子供でも感情を表出する際には他者のことを考える子もいれば,他者優先的な傾向があっても自分の感情本位で表出する子もいた。ここから,自己調整行動の傾向と感情表出は必ずしも一致しないという可能性が示唆された。
Journal
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- 大学院紀要 = Bulletin of graduate studies
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大学院紀要 = Bulletin of graduate studies 83 31-39, 2019-10-31
法政大学大学院
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699801739904
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- NII Article ID
- 120006770074
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- NII Book ID
- AN00226113
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- HANDLE
- 10114/00022423
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- NDL BIB ID
- 030073186
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- ISSN
- 03872610
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Allowed