フィールドワーク実践報告 東日本大震災で被災した陸前高田市並びに広田地区のスタディーツアーの試みと震災地スタディーツアーの効果を高めるための構成因

書誌事項

タイトル別名
  • Fieldwork Report : A trial study tour to Rikuzentakata-City and Hirota area where was dreadfully affected by the North-East Japan Massive Disaster of 3.11, 2011 and constitutional factors for study tour of the disaster area
  • フィールドワーク ジッセン ホウコク ヒガシニホン ダイシンサイ デ ヒサイ シタ リクゼンタカタシ ナラビニ ヒロタ チク ノ スタディーツアー ノ ココロミ ト シンサイチ スタディーツアー ノ コウカ オ タカメル タメ ノ コウセイイン

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抄録

筆者が担当した 2012年度「基礎演習」履修生に東日本大震災の被害状況や震災復興過程の実地見聞の機会を提供したいとの願いからスタディーツアーを企画し実施した。企画過程と実施結果を報告すると共に、学生の事後レポートを検討し、同様の被災地スタディーツアーを効果的に展開するための一般的な「構成因」、「目的因」、「内容因」、「事前学習因」、「経費因」、「期間因」、「動機づけ因」、「事故対応因」、「担当者の関与因」、「学生の関与因」、「事後学習因」を抽出した。この過程で、単なる構成因の抽出に止まることなく、大学におけるフィールドスタディーツアー、野外実習、校外実習、企業インターンなどに共通する体験学習のモデルと理論を模索することの必要性を強く感じた。 なお、本報告については、研究倫理委員会の審査を経ている。(法政大学大学院人間社会研究科研究倫理審査委員会第120302-2号)

収録刊行物

  • 現代福祉研究

    現代福祉研究 14 95-125, 2014-03-01

    法政大学現代福祉学部現代福祉研究編集委員会

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