A Comparative Study on the use support institutions of long-term care insurance services in Japan and Korea : Analysis of the use support functions through considering from the use process
Bibliographic Information
- Other Title
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- 介護保険サービスの利用支援機関に関する日韓比較研究 : 利用プロセスにみる利用支援機能の分析
- カイゴ ホケン サービス ノ リヨウ シエン キカン ニ カンスル ニッカン ヒカク ケンキュウ : リヨウ プロセス ニ ミル リヨウ シエン キノウ ノ ブンセキ
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日本は2000年に介護保険制度が施行され、韓国は2008年に老人長期療養保険制度が施行された。これにより両国では権利としてのサービス利用が保障されるようになった。一方で介護保険制度の導入により、サービスの利用に至らない潜在的ニーズの増加の可能性が指摘されている。本研究では、日本と韓国両国の介護保険制度上に位置づけられた利用支援機関の業務範囲や機能等を比較分析した。その結果、日本は利用プロセスごとに利用支援機関の機能分離があるが、韓国では利用支援機能が保険者である国民健康保険公団に一元化されており、両国における利用支援業務の範囲と対象が異なっていることがわかった。また、韓国では情報管理システムが有効に使われているものの、利用者本位の細やかで総合的な利用支援システムの構築への課題が残る。日本は総合的な利用支援システム構築に向けて法整備が進められている一方で、実践的課題が残されており、両国の取り組みに関する示唆が得られた。
Journal
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- 現代福祉研究
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現代福祉研究 15 21-36, 2015-03-01
法政大学現代福祉学部現代福祉研究編集委員会
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699804315648
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- NII Article ID
- 120005568429
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- NII Book ID
- AA11583110
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- HANDLE
- 10114/9877
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- NDL BIB ID
- 026225410
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- ISSN
- 13463349
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- Abstract License Flag
- Allowed