Dark Triad と5因子性格モデルとの関連
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- Dark Triad ト 5 インシ セイカク モデル ト ノ カンレン
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社会的に望ましくないとされる3 つのパーソナリティ―サイコパシー傾向,マキャベリアニズム傾向,ナルシシズム傾向は,冷淡な感情と対人操作性が共通する。そのため,これらの集合体としてDark Triad(D3)傾向というパーソナリティ概念が提唱され,様々な研究が行われている。Dark Triad 傾向と既存のパーソナリティモデルとの関連では,5 因子モデル(Five Factor Model: FFM)が多く研究されており,Dark Triad 傾向と協調性の低さが一貫する知見である。本邦でもD3 とFFM との関連は検討されており,D3 と協調性との負の関連が示されている。本研究では,この関連性が再現されるかどうかの追試を行った。また,D3 と自尊感情との関連も検討した。構造方程式モデリングの結果,Dark Triad傾向は協調性および誠実性との負の関連が示され,自尊感情を統制した場合にも関連は保たれた。これらの結果は,国外における研究知見と一致する。
Journal
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- 大学院紀要 = Bulletin of graduate studies
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大学院紀要 = Bulletin of graduate studies 76 49-54, 2016-03-31
法政大学大学院
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699806172416
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- NII Article ID
- 120005741675
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- NII Book ID
- AN00226113
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- HANDLE
- 10114/12135
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- NDL BIB ID
- 027294605
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- ISSN
- 03872610
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
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- Abstract License Flag
- Allowed