茨城県における酒蔵ツーリズムを活用した観光まちづくりに関する考察 : 笠間市を事例として

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タイトル別名
  • A tourism-based community development study on the utilization of “Sake Brewery Tourism” in Ibaraki Prefecture : A Case Study of Kasama City

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説明

研究の概要(和文):近年、観光行動の様相が変化しており、多様化する個人旅行のニーズに対応した観光が求められている。そうした中で、日本の各地に存在する地酒の魅力を全国や世界に発信し、地酒のモノ消費だけではなく、新たなコト消費を生み出すことが期待される「酒蔵ツーリズム」が唱えられている。 本稿では、「大学生観光まちづくりコンテスト」への参加を機に、関東で最も多くの酒蔵所在数でありながら、その知名度が低い現状にある茨城県から、笠間市を事例として、現地調査やヒアリング調査を実施した。その結果、観光集客がイベント時期に集中していることや保有する観光資源を活かしきれていない現状にあり、通年観光に向けた取り組みの必要性が伺えた。併せて本プロジェクトでは、地酒という資源を活かした「酒蔵ツーリズム」の1つのモデルとなり得る次の政策を提言した。①地酒に触れる機会の増加 ②他の地域文化との融合 ③市民参加ワークショップ ④二次交通の整備 ⑤地域によるPR これにより地域経済の活性化や、地域に愛着を持つ人が増え通年リピーターの集客が促進されるものと考えられる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390290699808137216
  • NII論文ID
    120006939372
  • NII書誌ID
    AA12346857
  • DOI
    10.15002/00023458
  • HANDLE
    10114/00023458
  • ISSN
    18833934
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
    • CiNii Articles

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