ハンス・ユリアン・ハンケ、ツァハリアス・ワーゲネル、向井元升 : 17世紀のある出会い
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- Michel Wolfgang
- Institute of Languages and Cultures, Kyushu University
書誌事項
- タイトル別名
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- Hans Juriaen Hancke, Zacharias Wagener und Mukai Gensho : Aspekte einer 'lehrreichen' Begegnung im 17. Jahrhundert
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説明
Japanese Abstract: ハンス・ユリアン・ハンケ、ツァハリアス・ワーゲネル、向井元升 − 17世紀のある出会い 儒学者向井元升(玄松)が大目付井上政重の依頼により1656〜57年出島で西洋医法について教わった事柄について、その背景と経過及びドイツ出身の出島商館長ワーゲネルや、同胞の商館医ハンコの役割を明らかにし、向井元升とハンコのコミュニケーションにおける諸問題を論じている。 井上の役割、出島での授業の経過、外科医の名前及び出生地、ワーゲネルの役割、商館長日誌の記述を裏付ける「阿蘭陀外科正伝」(内題「阿蘭陀外科類方」)の初紹介など数多くの新しい事実を明らかにしている。 • 前書き、 • 井上筑後守による依頼とその背景、 • ハンケの授業における異文化間理解の諸問題、 • 新商館長ワーゲネル勤務中の出来事、 • 九州大学医学部付属図書館蔵書の「阿蘭陀外科正伝」の概略と意義、 • 江戸参府中における出来事とその影響
収録刊行物
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- 比較社会文化
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比較社会文化 1 109-114, 1995-04-28
九州大学大学院比較社会文化研究科
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699812395264
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- NII論文ID
- 110000566091
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- NII書誌ID
- AN10477765
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- DOI
- 10.15017/2897
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- HANDLE
- 2324/2897
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- 本文言語コード
- de
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可