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- Ogata Izumi
- Kyushusangyo University
Bibliographic Information
- Other Title
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- 生活体験を語り描く高齢者たち : 今の子どもたちの生活体験学習プログラムを考えるために
- セイカツ タイケン オ カタリ エガク コウレイシャ タチ イマ ノ コドモ タチ ノ セイカツ タイケン ガクシュウ プログラム オ カンガエル タメニ
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Abstract
本稿では、「今の子どもたちに残っていく生活体験学習プログラム」の質と量を考えていくために、高齢者の「子どものころのなつかしい暮らし」をテーマにした絵画作品に見られる描画表現の観察を通じて、「高齢者がどのような生活体験になつかしさを覚え、大切にしているのか?」を検証した。その結果、記憶への喚起刺激となる五感に働きかけながら、自我と対象が直接接触状態にある生活体験は、高齢者の記憶に極めて鮮明に残っていることがわかった。こうした生活体験は子どもたちのために大人たちが用意する「段取りつきの体験活動」ではなく、子どもたち自身が役割を担い主人公となる「連続性」「循環性」のある「まるごと体験活動」であることがわかった。
Journal
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- 生活体験学習研究
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生活体験学習研究 5 21-29, 2005-01-28
The Japanese Society of Life Needs Experience Learning
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699812771456
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- NII Article ID
- 120000984614
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- NII Book ID
- AA11953923
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- ISSN
- 13461796
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- DOI
- 10.15017/9059
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- HANDLE
- 2324/9059
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- NDL BIB ID
- 7350540
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Allowed