広葉樹散孔材樹種における萌芽基部の木部形成
書誌事項
- タイトル別名
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- Xylem Development at the Bases of Sprouts in the Branch of Diffuse-porous Species
- コウヨウジュ サンコウザイ ジュシュ ニ オケル ホウガ キブ ノ モクブ ケ
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抄録
芽の存在を木部形成と関係づけて検討するために, 広葉樹散孔材樹種6種を対象に, 枝の上部を切断して萌芽を生じさせ, 萌芽が木部形成に及ぼす影響を観察研究した. 1)萌芽が発生し, そのあとの成長が引き金となって枝の形成層活動が始まり, 形成層活動は萌芽の基部から始まり, 枝の下方に向かって進行することがわかった. 2)エゴノキとヤマザクラでは, 通常の樹幹における木部形成と萌芽による木部形成との聞で, 新生木部細胞の二次壁形成のパターンに違いがみられた. すなわち, これら2樹種では, 道管の二次壁形成が他の木部要素よりも優先して進行した. 3)萌芽により形成された道管の大きさは, 前年の早材部に形成された道管に比べて, 小さくなる傾向を認めた. なお, その減少割合は, 常緑性樹種におけるよりも落葉性樹種において大きかった.
収録刊行物
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- 九州大學農學部學藝雜誌
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九州大學農學部學藝雜誌 47 (1/2), 43-49, 1993-01
九州大學農學部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699814597248
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- NII論文ID
- 110001612965
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- NII書誌ID
- AN0005519X
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- ISSN
- 03686264
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- DOI
- 10.15017/23429
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- HANDLE
- 2324/23429
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- NDL書誌ID
- 3814252
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles