<研究ノート>アッサム、ブラマプトラ氾濫原環境における農村の土地利用--ムクタプール村での事例
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- DEKA Nityananda
- Department of Geography, Guahati University
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- 安藤 和雄
- 京都大学東南アジア研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- <RESEARCH NOTE>Rural Land Use in the Brahmaputra Floodplain Environment, Assam: The Case of Muktapur Village
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説明
アッサムのブラマプトラ氾濫原の農村地域における土地利用に関する経過とパターンは、この地域の生態的条件に対する人々の対応の伝統的特質を明らかに反映している。ムクタプール村の事例にしめされているように、村人の理解にもとづく世代を超えて発展してきた土地利用は、村人を取り巻く環境に対する人々の深い愛着を示している。したがって、農業技術において何らかの変化を導入しようとするならば、農業生態系の長期的な持続性に有効に関わっている、村人自身が育んできた知識や経験に対して適切な配慮がなされなければならない。小規模な土地所有と耕地の分散は、栽培作物の種類は農業実践に用いられる技術に影響を与えていることが知られている。このような問題意識から、本稿では、インド、アッサムのブラマプトラ谷の広域農業生態という視点から、この土地に住み続けたきた人々が居住する氾濫原の村の土地分類と土地利用のパターンに関する研究を試みた。
収録刊行物
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- 現代インド研究
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現代インド研究 1 177-193, 2011-03
人間文化研究機構地域研究推進事業「現代インド地域研究」
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699816293760
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- NII論文ID
- 120003610124
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- NII書誌ID
- AA12520400
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- DOI
- 10.14989/151807
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- HANDLE
- 2433/151807
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- ISSN
- 21859833
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- 本文言語コード
- en
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可