この論文をさがす
抄録
市販のクロレラを材料として,ペーパークロマトグラフィーにより光合成色素の分離を行った。従来の材料に比べ,次のような長所があることがわかった。(1)材料を簡単に,いつの季節でも大量にそろえることができる。(2)色素を抽出するのに労力と時間がかからない。(3)細いガラス管で抽出液をろ紙につける際,液が濃いので何回も繰り返しつける必要がない。(4)ろ紙に展開する色素の色が濃い。(5)4つの色素が明瞭に分離する。特にふつう現れにくいカロテンがはっきり現れる。一方,短所は,クロレラを薬局などで買う際,高価であるという点である。
収録刊行物
-
- 中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校
-
中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 37 131-132, 1997-03-11
広島大学教育学部附属福山中・高等学校
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390290699831217664
-
- NII論文ID
- 110000192119
-
- NII書誌ID
- AN00146014
-
- DOI
- 10.15027/496
-
- ISSN
- 09167919
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles