新たに開発した視覚的な空間性注意の測定方法における信頼性

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  • Reliability in the new developed measurement method of visuospatial attention
  • アラタ ニ カイハツ シタ シカクテキ ナ クウカンセイ チュウイ ノ ソクテイ ホウホウ ニ オケル シンライセイ

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空間性注意の能力を測定するために新たな方法を開発した. この方法では表示空間, 標的の種類, 手掛かりの有無を条件として, 被験者が視覚刺激に応答するまでの反応時間を測定した. 本研究の目的は開発した測定方法の信頼性を確かめることであった. 信頼性の確認のために同一被験者に対して同じ検査を二回実施し, 二回の測定値間の相関係数を算出した. 結果, 被験者16名中15名において, 0.739~0.980の有意な相関係数が認められた. 1名の被験者では有意な相関係数が認められなかったが, 開発した測定方法には概ね信頼性があることが考えられた. しかし1名の被験者において有意な相関係数が得られなかったことから, 今後も安定した測定値を得るための方法について検討が必要と考える.

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