水産動物のカロチノプロテインに関する研究 : III アメリカザリガニ甲殻の青色カロチノプロテインと紫色カロチノプロテインの関係

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タイトル別名
  • Studies on Carotenoprotein In Aquatic Animals : Ill. The Relationship between Blue and Purple Carotenoproteins in Crayfish (Cambarus clarkii) Exoskeleton
  • 水産動物のカロチノプロテインに関する研究-3-アメリカザリガニ甲殻の青色カロチノプロテインと紫色カロチノプロテインの関係〔英文〕
  • スイサン ドウブツ ノ カロチノプロテイン ニ カンスル ケンキュウ 3 アメリカザリガニ コウカク ノ アオイロ カロチノプロテイン ト ムラサキイロ カロチノプロテイン ノ カンケイ エイブン

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説明

アメリカザリガニ甲殼から得た青色カロチノプロテイン(以下Bと略記)と紫色カロチノプロテイン(以下Pと略記)のアポ蛋白質の分析結果より,それぞれのアポ蛋白質は異ったサブユニットで構成されていることを明らかにした. 約10万の分子量をもつBは尿素の存在により分子量約5万のPに変化する。Bは,ある条件下で,補欠分子族のカロチノイド含量が減少することにより,Pおよびカロチノイドを含まない蛋白質に解裂し,最終的には縮合して赤色カロチノプロテインを生ずる.甲殼内においてもBとPは相互変換が起りうると考えた.

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