看護基礎教育における放射線看護の必要性の検討 : 諸外国の放射線関連科目設置状況から

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タイトル別名
  • The needs of the radiology course in the undergraduate nursing education in Japan: A literature review of foreign countries nursing college
  • 専門領域の解説的レビュー 基礎看護教育における放射線看護の必要性の検討 : 諸外国の放射線関連関連科目設置状況から
  • センモン リョウイキ ノ カイセツテキ レビュー キソ カンゴ キョウイク ニ オケル ホウシャセン カンゴ ノ ヒツヨウセイ ノ ケントウ : ショ ガイコク ノ ホウシャセン カンレン カンレン カモク セッチ ジョウキョウ カラ

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抄録

【目的】諸外国の看護基礎教育カリキュラムにおける放射線関連科目の設置状況を調べ, 日本の看護基礎教育時の放射線教育の必要性を考察した. 【方法】英語版ホームページ公開をする看護系大学を対象に,インターネット検索サイトでカリキュラム内の放射線関連科目設置の有無を調べた.その他,看護碁礎教育の放射線学に関する文献,指針も調べた. 【結果】放射線関連科目を置く大学は,アメリカのLewis大学とオーストリアのGraz大学のみで, Lewisは科目「RadiationTherapy」を,Grazは科目「First Aid, Disaster Management and Radiation Protection」を設置していた.指針ではWorld Health Organizationの患者安全カリキュラムガイド,欧州のRadiation Protection No175に医療者養成時から必要な放射線学の内容が示されていた 【考察】諸外国の看護系大学においても放射線教育は殆どされていなかったが,指針として放射線医療を安全に提供するために,医療者養成時に教授すべき内容が示されていた.日本においても患者安全に立脚した放射線教育が必要だと考える.

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