新型コロナウイルス感染症ショックとプロバスケットボールリーグの戦力均衡─B.LEAGUEとNBAにおける2019-20シーズン中断の経験─

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タイトル別名
  • The COVID-19-Shock and Competitive Balance of Professional Basketball League : A Case of the Suspension of the 2019–20 Season of B.LEAGUE and NBA
  • シンガタ コロナウイルス カンセンショウ ショック ト プロバスケットボールリーグ ノ センリョク キンコウ : B.LEAGUE ト NBA ニ オケル 2019-20シーズン チュウダン ノ ケイケン

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抄録

本稿では,新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大する影響で,2019-20シーズンを途中で打ち切ることを強いられたプロバスケットボールリーグ(B.LEAGUEとNBA)に焦点を当て,そのリーグの魅力が損なわれたのかを,試合結果の不確実性仮説に基づいて検証を行った。スポーツ経済学の視点からみると,スポーツリーグが観客を惹きつけるためにはリーグに所属するクラブ間の戦力均衡が欠かせない。各クラブの成績を分析した結果,この感染症拡大により当該バスケットボールリーグの戦力均衡が乱されたという証拠は見当たらなかった。

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