書誌事項
- タイトル別名
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- Self-provisioned Consumption by Farm Families in Interwar Japan -A Preliminary Exploration-
- リョウ タイセン カンキ ノ ノウカ ゲンブツ ショウヒ ヨビテキ コウサツ
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抄録
本稿は,両大戦間期における農家の消費行動について,1931(昭和6)-41(昭和16)年の農家経済調査の個票データを用いて分析した予備的考察である.分析の中心は,戦前の農家世帯において重要であった,食料の現物消費である.対象となる時代は,とりわけ養蚕業を営む農家世帯の現金収入へ大きな打撃を与えた.昭和恐慌の影響が色濃く残る,ゆるやかな回復期にあった.そのため,対象となる農家世帯を,個票データのみで可能な「養蚕農家」と「非養蚕農家」と区分し,分析をおこなった. 分析の結果,恐慌からの回復期に農家所得が上昇傾向をしめすものの,農家世帯の消費行動において,その購入割合は増加せず,現物消費が重要な役割を果たしていた.とりわけ養蚕農家においては,恐慌の影響が最も大きかった1931年を基準にすると,農家所得の伸びと食料消費における現物消費割合との間には,負の関係が認められたのである.
収録刊行物
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- 経済研究
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経済研究 60 (2), 112-125, 2009-04-25
岩波書店
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699844886016
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- NII論文ID
- 120003692732
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- NII書誌ID
- AN00070761
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- DOI
- 10.15057/21445
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- HANDLE
- 10086/19562
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- NDL書誌ID
- 10281963
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- ISSN
- 00229733
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可