書誌事項
- タイトル別名
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- Labor Pooling as a Source of Industrial Agglomeration―The Case of the Japanese Manufacturing Industries―
- サンギョウ シュウセキ ト ロウドウ シジョウ : ロウドウ プーリング オ ツウジタ シュウセキ コウカ
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抄録
本稿の目的は,労働市場を通じた産業集積の効果について実証的に明らかにすることである.企業の集積による労働プーリングは事業所固有ショックに対応した各事業所の雇用調整によってローカルな賃金が変動するのを緩和することを通じて企業の期待利潤の上昇に寄与することがこれまで示されてきた.本稿では日本の工業統計個票を用いて産業ごとに企業固有ショックの大きさを測定し,それと集積との関係について実証的な検討を行った.その結果,企業固有ショックの増大は統計的に有意に産業の集積を促進することが示され,その効果はその他の集積要因の制御や,推定式の特定化について頑健であることが示された.このことは,産業集積のベネフィットの一つとして労働プーリングを通じた企業利潤上昇効果が存在することを示唆する結果といえる.
収録刊行物
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- 経済研究
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経済研究 63 (3), 227-235, 2012-07-25
岩波書店
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699845210624
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- NII論文ID
- 120005473158
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- NII書誌ID
- AN00070761
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- DOI
- 10.15057/25862
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- HANDLE
- 10086/25862
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- NDL書誌ID
- 024774848
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- ISSN
- 00229733
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可