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- Toffoli Julia
- 一橋大学
書誌事項
- タイトル別名
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- How Brazilian-Portuguese Speakers Learning Japanese Recognize and Produce the Japanese Resultative teiru: A Study From the Perspective of the Influence of (In)definite Articles
- ブラジル ・ ポルトガルゴ オ ボゴ ト スル ニホンゴ ガクシュウシャ ノ ケッカ ザンソン ノ テイル ノ シヨウ ケイコウ : テイカンシ ト フテイ カンシ ニ ヨル エイキョウ
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抄録
日本語で「結果残存のテイル」とブラジル・ポルトガル語(以下BP)の「estar+過去分詞」は基本的に対応する。そのため、「結果残存のテイル」は比較的に習得が困難ではないと思われるが、日本語母語話者が「結果残存のテイル」を使用しているのに対して、BPを母語とする日本語学習者(以下BPS)が「ある/いる」を使用している場合がある。これはBPにおける定冠詞と不定冠詞の影響だと思われる。それを確認するため本研究ではBPSを対象とし、習得上の問題があるとされている「結果残存のテイル」の習得困難の原因を考察し、アンケート調査と文法性判断調査を通して、その特徴を提示した。その結果、不定冠詞がつく場面では「ある」の使用、定冠詞がつく場面ではタ形の使用が見られた。これらはBPにおける冠詞の影響だと思われる。
収録刊行物
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- 一橋大学国際教育交流センター紀要
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一橋大学国際教育交流センター紀要 1 29-40, 2019-07-31
一橋大学国際教育交流センター
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699845269888
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- NII論文ID
- 120006723694
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- NII書誌ID
- AA12872099
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- DOI
- 10.15057/30751
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- HANDLE
- 10086/30751
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- NDL書誌ID
- 029904722
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可