Research on CHIKAKYOURYOKUSHA[治河協力社, Civil Engineering Association]: starting from primary historical documents

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  • 一次史料から立ち上げる治河協力社の研究 : 金原家文書「事務書類」を手がかりとして

Abstract

本稿は、金原明善(1832-1923年)が明治7年に有志とともに設立した天竜川治水のための結社である治河協力社について、一次史料に基づいてその歴史化を試みるものである。これまでの研究史では、1968年に刊行された新谷九郎著『金原明善』を除いて、一次史料に即して治河協力社を研究するものはなかった。かかる研究史的課題を踏まえて、本稿では金原家文書「事務書類」を手がかりとして、金禄公債証書をめぐる同社と静岡県とのやり取りの軌跡と、明治10年代後半における明善の政府高官とのネットワークの具体的位相を明らかにした。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390290699846267392
  • NII Article ID
    120007019337
  • DOI
    10.15057/71590
  • HANDLE
    10086/71590
  • ISSN
    21876754
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • IRDB
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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