看護基礎教育におけるハンドマッサージの技術演習の導入について 成人看護学急性期実習での取り組みから

書誌事項

タイトル別名
  • Introducing hand massage skills practice into basic nursing education: an investigation based on hospital training for acute nursing
  • カンゴ キソ キョウイク ニ オケル ハンドマッサージ ノ ギジュツ エンシュウ ノ ドウニュウ ニ ツイテ : セイジン カンゴガク キュウセイキ ジッシュウ デ ノ トリクミ カラ

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説明

A大学看護学科3年次の学生を対象に、領域別臨地実習前にハンドマッサージの技術演習を行い、成人看護学急性期実習で行ったハンドマッサージの実際について分析した。その結果、事前演習にて学生が行ったハンドマッサージは、リラクセーション反応を得るものであったことから、学生にも習得しやすい技術であると考えられた。また、成人看護学急性期実習で行ったハンドマッサージの目的は多岐にわたったことから、ハンドマッサージの習得により、学生の行うケアの幅が広がったことが示唆された。以上のことから、ハンドマッサージの事前演習は、実習で実施することへの動機づけとなり、実践につながることが明らかとなった。ハンドマッサージは、看護基礎教育において実習で活用可能な技術の1つであると考えられた。(著者抄録)

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