国際協力事業参加を通した日本の大学教員の国際化に関する評価研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Summative Evaluation of Internationalization of Japanese Faculty Members Through Their International Cooperation Project Participation

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説明

現在の日本の大学の国際化研究では,特に以下の2 つのトピックでさらに分析を必要としている:①大学教員の国際化の課題と,②多様な国際化政策の評価研究である。本研究では,大学教員の国際協力事業への参加と,その経験からくる大学教員の研究教育活動の国際化への影響を分析することを目指した。質的研究方法として本研究をデザインし,評価研究として本研究を実施した。結論として,国際協力事業は,大学教員の国際的側面の統合で国際化に貢献したが,異文化的側面の統合の国際化には,疑問点が残ったことから,さらにこの側面に焦点を当てた研究を行う必要性があることが導かれた。

収録刊行物

  • 教育研究

    教育研究 (59), 31-47, 2017-03-31

    国際基督教大学

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