分子動力学法による氷VIIIと氷VIIの相転移
書誌事項
- タイトル別名
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- Phase transition of ice VIII to ice VII by the molecular dynamics simulation
説明
高圧氷VIIIから氷VIIへの相転移を分子動力学法で調べた。基本セル内の分子数は128である。分子間ポテンシャルはTIP4Pである。相転移はポテンシャルエネルギーの平均値(PE)の温度変化から観察された。氷VIIIから氷VIIへの相転移においてはPEの値はジャンプするのではなく徐々に値を変化させることから2次の相転移である。これに対し氷VIIから液体への相転移ではPEの値がジャンプし1次の相転移であることが確認された。相転移の詳細は回転緩和関数と平均2乗変位でも観察された。
収録刊行物
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- 法政大学情報メディア教育研究センター研究報告
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法政大学情報メディア教育研究センター研究報告 26 17-20, 2012-08
法政大学情報メディア教育研究センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699858557696
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- NII論文ID
- 80022750590
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- HANDLE
- 10114/7186
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- ISSN
- 18807526
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可