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抄録
type:P(論文)
インドネシアの国家哲学であるパンチャシラは,多様な宗教的環境の中で政治的文脈に派生したもので(ヘフナー,2000年),国家の教育指導要領の基盤となっている(セミアワン&ナタウィジャジャ,2000年)に本調査は,イスラム教信者及び非信者の生徒が学んでいる東京にあるインドネシア人海外子女教育施設での学校生活において,パンチャシラはどのような意味をもっているかを調査したものである.比較教育学の授業の学生が提出したレポートからの観察データを用い,その学校への見学の「厚い記述」を書き上げた上,その学校での宗教教育の顕著性を裏付けるため,描写された話題の頻度と長さの分析も行い,教育宗教分離論と共存主義について論じた.
収録刊行物
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- 国際基督教大学学報. I-A, 教育研究 = Educational Studies
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国際基督教大学学報. I-A, 教育研究 = Educational Studies 45 1-11, 2003-03-31
[出版社不明]
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699867682560
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- NII論文ID
- 120005416974
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- NII書誌ID
- AN0008887X
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1130/00001096/
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles