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- タイトル別名
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- Entwicklung, Autopoiesis und Erziehung; ?berwindungs des Entwicklungsbegriffs durch den Begriff der Autopoesis des Menschen im Gefolge der Systemtheorie Niklas Luhmanns
- ハッタツ ジコ ソウシュツ キョウイク ハッタツ ノ エンジョ ト シテノ キンダイテキナ キョウイク ガイネン ノ システム リロンテキ テンカン ノ ココロミ
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説明
type:Article
Dieser Aufsatz behandelt den modernen Erziehungsbegriff unter dem Aspekt der Förderung von Entwicklung. Zunächst werden geschichtliche Bedingungen dieser Auffassung Erziehung erläutert. In der Folge werden Probleme sowie Defizite der Theoriebildung in Bezug auf Aspekte der Teleologie und des Widerspruchs der Selbstidentität erläutert. Die Abhandlung kommt zu dem Ergebnis, dass die Überwindung des Entwicklungsbegriffs durch den Begriff der Autopoiesis des Menschen im Gefolge der Systemtheorie Niklas Luhmanns notwendig ist, um die Widersprüchlichkeiten des modernen Erziehungsbegriffs zu überwinden.
「発達」も「教育」も、ともに肯定的な意味を込めて日常的に語られる言葉である。低次の発達段階よりも高次の発達段階のほうがより高い価値をもつとみなされ、無教育よりもより多くの教育を得るほうが望まれる。そして、発達を援助することが教育の役割であると考えられ、そのための教育技術の開発が続けられてきた。本論では、正しい発達とは何か、またそれを促す正しい教育とは何かを問うのではなく、発達の援助としての教育概念がまとっている歴史的、社会的な制約のほうに目を向けたい。まず、発達の援助としての教育という考え方の基本的な性格について確認した上で、その歴史的な制約性を確認する(Ⅱ)。続いて、近代的な発達概念、教育概念のもつ問題点を検討し(Ⅲ)、それを転換するための端緒となる自己同一性概念、および時間観念について考察する(Ⅳ)。最後に、今後発達をどのように理解すればいいのか、またそこでの教育の可能性をどのように考えればよいのかを、N.ルーマン(Niklas Luhmann)のシステム理論を手がかりにして論じる(Ⅴ)。
identifier:富山大学人間発達科学部紀要, 1巻1号, Page 11-20
収録刊行物
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- 富山大学人間発達科学部紀要
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富山大学人間発達科学部紀要 1 (1), 11-20, 2006-12
富山大学人間発達科学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699868709504
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- NII論文ID
- 110005421877
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- NII書誌ID
- AA12181167
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- ISSN
- 1881316X
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- NDL書誌ID
- 8694783
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles