中学校時代の両親の養育態度が青年期の友人関係のあり方に及ぼす影響 : 自己概念を媒介変数として

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タイトル別名
  • チュウガッコウ ジダイ ノ リョウシン ノ ヨウイク タイド ガ セイネンキ ノ ユウジン カンケイ ノ アリカタ ニ オヨボス エイキョウ : ジコ ガイネン オ バイカイ ヘンスウ ト シテ
  • Effect of Parenting in seconderly school to friendship of adolescents : Mediating effect of self-concept

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抄録

本研究では大学生を対象に、中学校時代の両親の養育態度(回想による)が、現在の友人関係にどのような影響を及ぼしているのかを検討した。その際に、自己概念を媒介変数として設定し、養育態度から直接友人関係に至る経路と、自己概念を経由して友人関係に至る経路が存在するかどうか、2種類のモデルを設定した。また、父親の養育態度、母親の養育態度、両親の養育態度を含んだ3つのモデルを比較し、どのモデルが青年期の友人関係のあり方をより説明できるかを検討した。その結果、比較的説明力が高かったのは、母親の養育態度を用いたモデルであることが示された。

収録刊行物

  • とやま発達福祉学年報

    とやま発達福祉学年報 2 21-28, 2011-05-31

    富山大学人間発達科学部発達教育学科発達福祉コース

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