書誌事項
- タイトル別名
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- Chitosan sponge has a better local hemostatic effect than alginate sponge in animal experiment
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抄録
コラーゲン製材とフィブリン製材は、幅広く使用されている局所止血材料である。しかし、コラーゲン製材は局所感染を促進したり、異種動物由来の蛋白を含むゆえのアレルギー反応を引き起こす傾向がある。フィブリン製材は人間由来の物質を含んでいるので、ウイルス感染の危険性を伴う。そこで当研究室は、キトサンが異種動物や人間由来ではなく蟹由来であることに注目して、上記の問題をほとんど持たない新規局所止血材料として“キトサンスポンジ"を開発した。本実験では、凍結乾燥法によりキトサンスポンジを作製し、別の局所止血材料であるアルギン酸から作製したスポンジ製材との比較において、組織接着強度と止血効果を検討した。最大せん断応力により評価した組織接着強度は、キトサン群ではアルギン酸群に比較して有意に大であった。ラットの腸間膜からの出血量で評価した止血効果は、キトサン群ではアルギン酸群に比較して有意に優れていた。これらの結果は、キトサンスポンジが新規局所止血材料として有用であることを示唆していると考えられた。
収録刊行物
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- 同志社大学理工学研究報告
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同志社大学理工学研究報告 53 (1), 49-53, 2012-04-30
同志社大学理工学研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699890457088
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- NII論文ID
- 110009325236
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- NII書誌ID
- AN00165868
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- NDL書誌ID
- 023772296
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- ISSN
- 00368172
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可