「蔵元杜氏」に関する一考察 : 「蒼空」醸造元・藤岡酒造の事例を通して

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タイトル別名
  • A research on Kuramoto-Toji in the sake-brewing industry : the case of Fujioka Shuzo
  • クラモト トウジ ニカンスル イチコウサツ : ソウクウ ジョウゾウモト フジオカ シュゾウ ノ ジレイ オ トオシテ
  • 蔵元杜氏に関する一考察 : 蒼空醸造元藤岡酒造の事例を通して

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抄録

かつて清酒が醸される酒蔵においては、「蔵元」(オーナー経営者)と「杜氏」(製造責任者)の間で明確な分業がとられていたが、高度経済成長期以降の杜氏集団の後継者不足、高齢化を背景に、旧来の杜氏制度に依存しない製造体制の確立が急務となった。こうして清酒業界の構造転換が進むなかで、近年、「蔵元杜氏」(蔵元が杜氏を兼ねる)と称される小規模酒蔵の動向が注目を集めるようになっている。本稿では、京都伏見の藤岡酒造の事例を通して、「蔵元杜氏」台頭の時代背景と彼・彼女らを取りまく社会的環境について具体的に検討する

収録刊行物

  • 經濟學論叢

    經濟學論叢 64 (4), 1201-1227, 2013-03-20

    同志社大學經濟學會

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