書誌事項
- タイトル別名
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- Kato Tomosaburo : angel of peace restored
- ヘイワ ノ シト トシテノ カトウ トモサブロウ : ソノ レキシテキ ヒョウカ
- 平和の使徒としての加藤友三郎 : その歴史的評価
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説明
加藤友三郎海相はワシントン会議において対米妥協の軍縮を決断した。しかし一九二三年、加藤の没後は、強硬派が力を得るようになり、一九三四年には政府はワシントン条約の破棄を決定する。これに抗する形で、かつて加藤の軍縮政策を支持した人々が、その遺徳を讃えて銅像を建立した。しかし、「第二の加藤出でよ」の悲願もむなしく、海軍は「真珠湾への道」を突っ走ることになる。近年、加藤は再評価され、二〇〇八年に再建された銅像では、加藤を「軍縮の父」としてだけではなく、「平和・国際協力」のシンボルと位置づけている。
収録刊行物
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- 同志社法學
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同志社法學 63 (3), 1737-1755, 2011-09-30
同志社法學會
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699890970112
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- NII論文ID
- 110009851329
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- NII書誌ID
- AN00165970
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- NDL書誌ID
- 11280838
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- ISSN
- 03877612
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可