竹中勝男の基督教社会事業 : 概念構成と思想をめぐって

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タイトル別名
  • Christian social work of Katsuo Takenaka : the thought and the construction of social work concepts
  • タケナカ カツオ ノ キリストキョウ シャカイ ジギョウ : ガイネン コウセイ ト シソウ オ メグッテ

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説明

本研究は、竹中勝男のキリスト教観における社会観や思想的な内実、変遷の過程について考察し、竹中のキリスト教社会事業における概念構成や基準とはいかなるものであったのかを明らかにすることを目的とするものである。①竹中とラウシェンブッシュの社会的福音の関係、そして②単著『基督教社会思想史』と訳書『キリスト教社会愛史』の分析から、③竹中の基督教社会事業におけるキリスト教の社会思想について検討した。竹中の基督教社会事業は、キリストの愛(Caritas)を起点に、任意主導性による社会化を経た個人・集団・共同社会における要救護性に対しての社会的活動であることが明らかになった。

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