平和安全法制を学際的に考える

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  • Multidisciplinary approach on Japan's legislation for peace and security
  • ヘイワ アンゼン ホウセイ オ ガクサイテキ ニ カンガエル

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抄録

本稿は、2017年度に設置した政策学部の選択科目「政策トピックス20: 平和安全法制を学際的に考える」の講義内容をもとに、2015年に可決された平和安全法制(いわゆる安保法制)を、憲法、国際関係、立法過程、経済学、メディア研究などの多様な学問分野から論じる。本稿の目的は2つである。第一に、政策が立案され、法案として提出されるに至った国際・国内的背景、国会での立法過程、そして大規模な市民運動やメディアの影響力を含む社会の側からの反応、そして法制施行後の実施(自衛隊の任務拡大)における諸課題などを異なる学問領域からできるだけ論理的に説明することである。第二には、それを科目として学生に講義することの教育効果およびその課題を分析することである。

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