Activity data collection platform for resident-centered local community vitalization

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抄録

本研究の目的は、情報通信技術を活用した住民主体の地域活性化を達成することである。地域住民同士の関係性は社会資本の基礎であり、可視化によってその関係性をどのように活性化するかというのは重要な課題である。住民が普段から気にすることなく築いている、見えていない関係性を可視化し、その重要性に気づくことができれば、コミュ二ティを継続的に活性化し、関係性の構築を促進することが可能である。これが住民主体の地域活性化のコンセプトである。本論文では、住民主体の地域活性化の概念、関係性データを収集するためのプラットフォームと関係性データをBluetoothによるすれ違い情報を用いてグラフ理論によって可視化する手法について論じる。本研究では、住民主体の地域活性化に向けて、テラバイトクラスのデータ収集にも耐えうる活動データ収集プラットフォームを構築した。地域住民同士がすれ違った回数と頻度を正規化、分析し、ソーシャルグラフとして表現した。実験協力者の評価によって、この提案手法が住民間の関係性を可視化するために十分な機能を有することが分かった。

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