農林年金の統合と1985年改革 : 給付額、年金財政、運用環境の分析

DOI 機関リポジトリ Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • The integration and reform of the Mutual Aid Association for Agricultural, Forestry, and Fishery Organization Personnel in 1985 : an analysis of the benefit amounts, pension finance, and operational environment
  • ノウリン ネンキン ノ トウゴウ ト 1985ネン カイカク : キュウフガク ネンキン ザイセイ ウンヨウ カンキョウ ノ ブンセキ
  • 農林年金の統合と1985年改革 : 給付額年金財政運用環境の分析

この論文をさがす

抄録

本稿では1985年に大きな改革が行われた農林漁業団体共済組合の具体的な改革の内容と、改革時の予測値と実績値を比較検討した。その結果、以下のことが明らかになった。1985年改革で給付水準は大きく抑制された。しかしながら一方で1990年代後半から農協で人員削減が行われたが、1994年の財政再計算には織り込まれなかった。また、従来農林年金は比較的自由な資産運用が可能であり、厚生年金と比べて利回りの点で有利であった。しかし1980年代後半に厚生年金の運用改革が行われ、両者の利回りの差は消滅した。

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ