奥高麗片口茶碗「離駒」 : 毛利元義との関係に注目して

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  • オクゴウライ カタクチ チャワン ハナレコマ : モウリ モトヨシ トノ カンケイ ニ チュウモク シテ
  • オウコウライ カタクチ チャワン 「 リゴマ 」 : モウリ ゲンギ ト ノ カンケイ ニ チュウモク シテ
  • 奥高麗片口茶碗離駒 : 毛利元義との関係に注目して

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Abstract

奥高麗片口茶碗銘「離駒」(個人蔵。一名繋駒)は古唐津焼の奥高麗茶碗として深山路(個人蔵)と共に『大正名器鑑』に所載される著名な作品である。茶碗を収納する箱には墨書および花押が書かれるものの、筆者が不明である。この花押と同一な作品が確認できたことで、筆者は長府藩十一代藩主毛利元義(四醉庵、梅廼門真門/一七八五–一八四三)であることが判明した。そこで本稿では本碗と元義の関係に注目し、さらに元義の茶の湯との関わりについて明らかにする。

Journal

  • 文化情報学

    文化情報学 14 (1), 84-76, 2018-11-06

    同志社大学文化情報学会

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