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- 小林 直樹
- 大阪市立大学
書誌事項
- タイトル別名
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- ムジュウ ト コンゴウオウイン ソウジョウ ジッケン
- ムジュウ ト コンゴウオウイン ソウジョウ ジツゲン
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説明
はじめに : 金剛王院僧正実賢は東寺長者、醍醐寺座主をつとめた高僧で、三宝院流と金剛王院流の両流を相承した人物としても知られる。無住の著作には、『沙石集』と『雑談集』に複数の説話が収められるが、従来、無住との関係においては、ほとんど注目されてこなかった。だが、実賢の説話を丹念に読み解く時、無住がこの人物に対して少なからぬ関心と好意とを有していたことが看取されるのである。本稿では、無住の実賢に対する関心のありようを具体的に検証することを目的とする。
収録刊行物
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- 文学史研究
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文学史研究 49 55-64, 2009-03
大阪市立大学国語国文学研究室
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699896395648
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- NII論文ID
- 120006007116
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- NII書誌ID
- AN00221255
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- NDL書誌ID
- 10629906
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- ISSN
- 03899772
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可