『栄花物語』正篇に見える源倫子の参内記事 : その位置付けをめぐって

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はじめに : 『栄花物語』は、道長一族の栄華(法成寺造営に代表される宗教生活も含めて)を核として、貴族社会の諸相を描く中で九条流藤原氏発展の歴史を辿っている。彼らの権力基盤は天皇家との身内関係にあり、それを持たぬ者は実権を握り得なかった。……

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  • 文学史研究

    文学史研究 37 8-16, 1996-12

    大阪市立大学国語国文学研究室

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