書誌事項
- タイトル別名
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- キノカイオン ノ セワモノ ニオケル イロ ト ギリ
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抄録
はじめに : 海音はその世話物『今宮心中丸腰連理松』中之巻で、主人公次郎兵衛に次のように語らせている。 / (1)エヽ人でなしちく生め。色と義理との二つこそ浮世のひとのかざりなれ。恋とて義理もすてられず。義理にも恋はやめられず。ぬしさだまりし女には大名公家も見ゆるして。たしなみ給ふは此道也あかりへは出ぬ中なれど。たがいにはからぬ心ざししつていながらむごたらしう。ねとろうとする悪心はいぬにもねこにもおとつたり。其心ていを見ぞこない大せつな義を頼んだる。我をたはけとわらはれん / これは、恋人おきさに横恋慕し、立場を利用して奪い取ろうとする恋敵弥兵衛に対する、言葉による反撃である。……
収録刊行物
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- 文学史研究
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文学史研究 33 79-89, 1992-12
大阪市立大学国語国文学研究室
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699896419584
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- NII論文ID
- 120006007197
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- NII書誌ID
- AN00221255
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- ISSN
- 03899772
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles