経験とファンタジーのなかの和歌の浦 : 田山花袋「月夜の和歌の浦」を読む

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  • ケイケン ト ファンタジー ノ ナカノ ワカノウラ タヤマ カタイ ゲツヤ ノ ワカノウラ オ ヨム

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抄録

I はじめに : 近世の和歌山城址から直線距離で4. 5㎞ほど南下した辺りに広がる海辺の一帯は, 近世以降「和歌山」とも表記されるようになった城下町の, 「和歌」なる雅びな名の「生みの親」とされ, 「和歌山に住む人にとって何よりの宝物である。同時にそれは日本人全体にとっても大切な宝物である」(犬養 1993:1)とまで誉め讃えられる場所である。……

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