麻逸と蘇祿の境域について : 東南アジア東部島嶼地域の歴史地理学的研究

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タイトル別名
  • マイツ ト ソロク ノ キョウイキ ニツイテ トウナン アジア トウブ トウショ チイキ ノ レキシ チリガクテキ ケンキュウ

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説明

序 : 本稿でとりあげた東南アジア東部島嶼地域とは一応、フィリピン群島よりボルネオ、セレベス各島、モルッカ諸島、小スンダ列島を含む地域で中国史書、地理書で云ういわゆる南海東洋列国と称する国々が大部分を占める地域である。元来、中国書では比較的後期、即ち一二乃至一三世紀以後に現れてくる程度で、その記述も東南アジア西部島嶼地域及び大陸、半島部諸地域に比べると著しく簡略か、または不明な点が多い。……

収録刊行物

  • 人文研究

    人文研究 8 (10), 1057-1074, 1957

    大阪市立大学文学会

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