メルボルンにおける老年看護の現状 : 施設見学とAged Care Assessment Teamsの活動に参加して

書誌事項

タイトル別名
  • メルボルン ニ オケル ロウネン カンゴ ノ ゲンジョウ シセツ ケンガク ト Aged Care Assessment Teams ノ カツドウ ニ サンカ シテ
  • メルボルン ニオケル ロウネン カンゴ ノ ゲンジョウ シセツ ケンガク Aged Care Assessment Teams ノ カツドウ ニ サンカ シテ

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説明

はじめに : オーストラリアの在宅・地域コミュニティー・ケア事業(Home and Community Care Program)Aged Care Assessment Teams(以下ACATと略す)の活動状況を視察し、今後の老年看護教育の参考にするためメルボルンの各施設を訪問した。滞在期間は2001年の8月中旬から9月末までの6週間であった。広大な土地と青い海、そして中世ヨーロッパを感じさせる町並みと生い茂った木々、ビクトリア州メルボルンは英国の風情のような市街地であった。南半球にあるオーストラリアは冬から春を迎えていた。シクラメンやハーブ類、桜に似た美しい花が咲き乱れており、華やかな雰囲気が漂っていた。留学先であるラトローブ大学はメルボルンの市街に近接した位置にあり、路面電車(トラム)では40~50分ぐらいの距離である。広大な敷地に校舎が建っており、広い校庭には川が流れていて鳥たちがさえずっていた。滞在中は、この大学とバンズーラケアセンターを拠点として活動した。今回は、それぞれの施設の概要と特色、ACATの活動内容、緩和ケアや失禁クリニックでの専門看護師の活動、転倒防止外来などについて報告する。……

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