「学生による告発及び要求」と高等教育機関における同和・人権教育の推進 : 1960~70年代の大阪市立大学を事例として

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本稿の目的は、高等教育機関における同和・人権教育の成立・発展、推進等にいかなる事情が関係してきたのかという問いを、「学生による告発及び要求」という視座から解明することにある。そこで、1960~70年代の大阪市立大学を研究対象として、この時期に起こった同和・人権教育推進上重要であろうと思われる出来事を取り上げた。そして、「学生による告発及び要求」に焦点をあて、それぞれの出来事の経過を明らかにした。また、これらの出来事への取り組みを通して、大学が徐々に同和・人権教育推進に向けた「主体性」を形成し、「人権文化」を創造していく過程を描き出した。

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  • 人権問題研究

    人権問題研究 17 5-20, 2020-03-31

    大阪市立大学人権問題研究センター

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