中国開発学試論 : 先駆的研究者のあゆみからひもとく

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タイトル別名
  • Discussion on Development Studies in China from Analyzing Academic Leader's Experiences
  • チュウゴク カイハツガク シロン : センクテキ ケンキュウシャ ノ アユミ カラ ヒモトク

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説明

人間の生活や自然環境に大きな影響を与えてきた「開発」は、どのように学問の対象になったか。この問題意識をもとに、本稿は、中国人研究者・李小雲氏の開発観に焦点を当て、その開発観から逆照射することで見えてくる中国の開発学の特徴を仮説的に提示する。李氏は、論文や本の執筆だけではなく国内の農村開発にも従事しており、学術と実務の両面で成果を多くあげたことで「開発学の父」と呼ばれている。李氏が歩んできた道を手がかりに、中国における開発学を議論する素材を提供することが本稿の目的である。

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