尾張西部における中世末から近世の非ロクロ成形土師皿の諸様相

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  • オワリ セイブ ニ オケル チュウセイマツ カラ キンセイ ノ ヒロクロ セイケイ ハジザラ ノ ショ ヨウソウ

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抄録

尾張では古代までは「皿」は主に須恵器・灰釉陶器であった。中世になると土師器の「皿」が出現し、中世後期になり、その量は激増する。そうした土師皿のなかには非ロクロ成形とロクロ成形のものがあり、前者は「ハレ」・「ケ」の場で主に使用されたと考えられる。中世に出現した非ロクロ成形土師皿は近世になると、大きく姿を変えていくことになる。

収録刊行物

  • 研究紀要

    研究紀要 3 31-40, 2002-03

    財団法人愛知県教育サービスセンター愛知県埋蔵文化財センター

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