生命の主体性に基づく生命系の時間発展の理論

  • 川村 邦男
    大阪府立大学大学院工学研究科応用化学分野

書誌事項

タイトル別名
  • A UNIFIED THEORY FOR THE DESCRIPTION OF BIOSYSTEMS BASED ON THE SUBJECTIVITY OF LIFE: CHEMICAL EVOLUTION, BIOLOGICAL EVOLUTION, CULTURE AND CIVILIZATION
  • 生命の主体性に基づく生命系の時間発展の理論--化学進化,生物進化,文化・文明の発展を生命現象としてみる
  • セイメイ ノ シュタイセイ ニ モトヅク セイメイケイ ノ ジカン ハッテン ノ リロン カガク シンカ セイブツ シンカ ブンカ ブンメイ ノ ハッテン オ セイメイ ゲンショウ ト シテ ミル
  • ―化学進化,生物進化,文化・文明の発展を生命現象としてみる―

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抄録

<p> 生命の起源あるいはその法則を明らかにすることは生命体の本質を解き明かすことにつながるだろう.一方,化学進化や文明の発展などを生命現象として認め,広い意味での生命システムの挙動を記述できる理論をつくれば,生命の出現までの化学進化のプロセスを生命現象の一環としてとらえられるのではないだろうか.筆者は,生命の起源と進化そしてヒトの文明を含む広い意味での生命現象を理解し,その時間的な発展を説明する統一的な理論を構築すべく研究を行ってきた.この理論についてこれまで研究を行ってきたが,ここではこの理論を解説するとともにまとめなおし,その展望を述べる.</p>

収録刊行物

  • Viva Origino

    Viva Origino 33 (1), 17-35, 2005

    生命の起原および進化学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (62)*注記

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