当院におけるステレオガイド下マンモトームの現況
書誌事項
- タイトル別名
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- Retrospective analysis of the stereotactic Mammotome biopsy
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説明
当院は2006年に、神戸市で初めてステレオガイド下マンモトームを導入し、現在まで300例以上に対して検査を行っている。今回、2007年l月~ 2012年6月までの288例について、検査紹介率、検査施行例におけるマンモグラフィー MMG 所見、MMG所見別病理検査結果、手術症例についてretrospectiveに検討した。検査施行例はすべて微細石灰化症例で、他院からの紹介が多かった。MMG所見はカテゴリー3の症例が最も多く、カテゴリー3とカテゴリ- 4の症例ではそれぞれ約20%、50%に悪性所見を認めた。さらに我々は、手術時の適切な切除範囲同定のため、小野田らが報告した方法を改良した「輪ゴム法」を考案した。その導入後は乳腺切除断端陽性を認めておらず、有用な方法であると考えている。
収録刊行物
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- 神戸市立病院紀要
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神戸市立病院紀要 51 (0), 15-19, 2013
地方独立行政法人 神戸市民病院機構
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290929792460800
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- NII論文ID
- 130008149851
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- ISSN
- 24347590
- 0286455X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可