街に適した体験を創出する空間メディア―金沢駅「鼓門」プロジェクションマッピングと街巡りへ誘うしくみづくり―

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  • 出原 立子
    金沢工業大学　情報フロンティア学部メディア情報学科
  • 根岸 一平
    金沢工業大学　情報フロンティア学部メディア情報学科

書誌事項

タイトル別名
  • Spatial Media to Create Experiences Appropriate to the City —Kanazawa Tsudumi Gate Projection Mapping and Media System to Improve City Circulation—
  • マチ ニ テキシタ タイケン オ ソウシュツ スル クウカン メディア : カナザワエキ 「 コモン 」 プロジェクションマッピング ト マチ メグリ エ サソウ シクミズクリ

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説明

<p>本研究では，金沢を舞台にした街・人・文化をつなぐメディアを創ることを目的として，金沢駅「鼓門」を対象にしたプロジェクションマッピング，さらに駅から街中へ誘い回遊性向上をねらいとしたモバイル端末の位置情報を活用した体験型の空間メディアシステムを開発し，実証実験を行った．公共の街中で活用する空間メディアシステムの開発にあたり，街に適した表現や体験を作ることを重視し，金沢の街の特性を活かしたグランドデザインを行った。「鼓門」プロジェクションマッピングの開発にあたり，実施環境に適した制作技術開発として映像投影環境・映像制作方法を構築した。さらに，街と人とをつなぐ仕掛けとして，街中のランドマークに設置した大型ヴィジョンと参加者のモバイル端末の位置情報を活用した体験型のモバイルラリーシステムを開発した。最終的に金沢の街をフィールドにした実践的な検証を行った。</p>

収録刊行物

  • 日本画像学会誌

    日本画像学会誌 61 (1), 39-45, 2022-02-10

    一般社団法人 日本画像学会

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