露岩河川における表層砂礫層厚の把握に関する調査手法の検討

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON SURVEY METHOD GRAVEL BED OF SURFACE AT BEDROCK RIVER

抄録

<p> 常呂川水系無加川では,2016年8月に洪水により表層砂礫が一掃され火山灰層が露出,急激な河床低下の進行が低水護岸や橋梁の安定性を低下させている.本研究では,岩盤河川の表層砂礫の維持に着目し,その層厚を把握するため,表面波探査と地中レーダ探査を組み合わせた調査手法について検討した.その結果,表面波探査と地中レーダ探査を組み合わせることで,両者の結果を補間し,より精度良く砂礫層厚を把握する手法になり得ることがわかった.また,河川域における物理探査の適用範囲を広げるための課題を明らかにした.</p>

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参考文献 (1)*注記

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