深層学習に基づく河川マクロプラスチック面積算出・種類判別手法の開発

DOI Web Site 参考文献14件 オープンアクセス
  • 太田 洸
    東京理科大学大学院理工学研究科土木工学専攻
  • 片岡 智哉
    愛媛大学大学院 理工学研究科生産環境工学専攻環境建設工学コース
  • 吉田 拓司
    八千代エンジニヤリング(株) 事業統括本部
  • 二瓶 泰雄
    東京理科大学 理工学部土木工学科

書誌事項

タイトル別名
  • EVALUATION OF AREA AND TYPES OF FLOATING MACROPLASTICS IN RIVERS DUE TO DEEP LEARNING

抄録

<p> 海洋プラスチックごみの多くは陸域起源であり,河川経由で海洋に流入する5mm以上のマクロプラスチックごみを計測することは重要である.本研究では,深層学習に基づいて,河川を浮遊するマクロプラスチックの面積や種類判別のための新たな画像解析手法を開発することを目的とする.学習データ作成のために,平常時河川において水表面に浮かぶ様々な人工系・自然系ごみを撮影し(計585枚),深層学習モデルにはCNNとYOLOを用いた.その結果,CNNとYOLOはそれぞれ,人工系ごみ面積やプラスチックごみ種類判別を高精度で捉えることができた.また,YOLOを出水時河川にも適用し,現地で撮影されたごみ画像を学習データに加えることで,プラスチックごみの種類判別精度が大幅に向上した.</p>

収録刊行物

参考文献 (14)*注記

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