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- 吉岡 学
- 金沢大学人間社会学域
書誌事項
- タイトル別名
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- An Analysis of the Functions Required for the White Cane Tips
- ハクジョウヨウ イシズキ ノ ヒツヨウ ナ キノウセイ ノ ブンセキ
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抄録
<p>本研究の目的は白杖用石突の機能性を明らかにすることである.視覚障害者が使用している白杖用石突は少なくとも10種類以上あると言われている.そこで,日本の盲学校71校を対象に現在使用している石突の種類やO&M (Orientation and Mobility)訓練に必要な機能について調査を行った.その結果,O&M訓練で必要とされる機能は交換容易性,操作容易性,振動伝達性の3つの機能であった.さらに,この3つの機能について視覚障害者10名を対象に官能評価を行った.その結果,現在盲学校で使用されている4つの白杖用石突(ペンシル型,マシュマロ型,パーム型,ローラー型)において,これらの機能を全て備えている石突は存在しなかった.</p>
収録刊行物
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- 人間工学
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人間工学 57 (4), 165-171, 2021-08-15
一般社団法人 日本人間工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390291115046676480
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- NII論文ID
- 130008160376
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- NII書誌ID
- AN00199371
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- ISSN
- 18842844
- 05494974
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- NDL書誌ID
- 031671434
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可