Interparietal hernia嚢を有した外鼠径ヘルニアの1例

書誌事項

タイトル別名
  • Bilocular Type of Inguinal Interparietal Hernia—A Case Report—
  • Interparietal hernia囊を有した外鼠径ヘルニアの1例
  • Interparietal herniaノウ オ ユウシタ ソト ソケイ ヘルニア ノ 1レイ

この論文をさがす

抄録

<p>症例は77歳,男性.左鼠径ヘルニアおよび左Spigelianヘルニアが疑われ,精査加療目的に当科紹介となった.術前CTでinterparietal hernia嚢を有した外鼠径ヘルニアの診断に至り,腹腔鏡下手術の方針とした.術中所見もCTと相違無く,腹腔内所見から定型的な腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術で対応可能と判断した.鼠径部interparietal herniaはヘルニア嚢が腹壁の筋層や筋膜間へ進展する珍しいタイプの鼠径ヘルニアであるが,中でもinterparietal hernia嚢を有する外鼠径ヘルニアはbilocular typeといわれ非常に稀であり,若干の文献的考察を加え報告する.</p>

収録刊行物

参考文献 (5)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ