介護予防活動に参加する在宅高齢者の背景とニーズ

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  • カイゴ ヨボウ カツドウ ニ サンカ スル ザイタク コウレイシャ ノ ハイケイ ト ニーズ

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抄録

type:P(論文)

研究目的は, 健康維持と介設予防を目的として看談教育機関が企画運営する介護予防活動参加者の背景とニ ーズを把握し, 今後のサー ビスの課題を明らかにすることである。介設予防活動参加登録者95名に, 自記式質問紙を用いて,属性, 日常生活での活動と健康状態, 活動への参加動機, PGCモラールスケールによる主観的幸福感, 主観的健康惑などを調査し, うち75名から回答が得られた (回収率78.9%)。登録者の3割が独居または高齢者世帯で, 7割以上が何らかの健康上の課題を抱えており, 主観的幸福感は一般的な高齢者に比して若干低い結果であった。活動へのニー ズは, 健康状態をよく矧ること, 友人や学生との交流を挙げる人が多かっ たが, 日常生活における運動習恨の有無や友人との交流の程度によって, 活動へのニー ズに迎いがみられた。巡動習恨のある人は健康状態のチェックヘの期待が高いが, 運動習肌のない人ではレクリエー ション, 友人や学生との交流への期待は低かった。また,日常的な友人との交流が全くない人は学生との交流への期待が低く, それらの登録者の活動への期待をとらえていくことが今後の課題である。

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