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- 小林 憲弘
- 国立医薬品食品衛生研究所生活衛生化学部
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- 高木 総吉
- 地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所衛生化学部
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- 木下 輝昭
- 東京都健康安全研究センター薬事環境科学部
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- 仲野 富美
- 神奈川県衛生研究所理化学部
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- 古川 浩司
- 一般財団法人三重県環境保全事業団
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- 粕谷 智浩
- 一般財団法人千葉県薬剤師会検査センター
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- 松巾 宗平
- 一般財団法人岐阜県公衆衛生検査センター
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- 寺中 郁夫
- 埼玉県企業局水質管理センター
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- 山本 剛
- 米子市水道局水質管理課
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- 米久保 淳
- 日本ウォーターズ株式会社
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- 田中 誠也
- アジレント・テクノロジー株式会社
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- 丹羽 宏之
- 株式会社島津製作所
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- 会田 祐司
- 株式会社エービー・サイエックス
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- 髙原 玲華
- ジーエルサイエンス株式会社
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- 齊藤 香織
- サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
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- 五十嵐 良明
- 国立医薬品食品衛生研究所生活衛生化学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Development and Validation of a Simultaneous Analytical Method for Six Anions in Drinking Water by Liquid Chromatography/Mass Spectrometry (LC/MS)
抄録
<p>水道水質基準や目標値が設定されている6種類の陰イオンを一斉分析可能なLC/MSあるいはLC/MS/MS分析条件を検討した。さらに, 本研究で確立した分析条件が, 様々な種類の水道水や機種に適用できるかどうか検証するために, 15機関で分析法のバリデーション試験を実施した。水道水を用いた添加回収試験の結果, 臭素酸, 塩素酸, 亜塩素酸, 過塩素酸の4物質は, それぞれ12機関以上が良好な分析精度が得られたことから, 本分析法は水道水に含まれるこれら4種類の陰イオンを高精度に一斉分析可能と考えられる。ただし, チオ硫酸ナトリウムによる亜塩素酸の分解が見られたことから, 亜塩素酸を分析する場合にはEDAで脱塩素処理を行う必要がある。また, 物質によって検量線の直線性が確保できる範囲が大きく異なったことから, これらの陰イオンの分析においては検量線の妥当性が確保できる範囲を確認した上で適切な検量線を作成する必要がある。</p>
収録刊行物
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- 水環境学会誌
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水環境学会誌 45 (2), 51-66, 2022
公益社団法人 日本水環境学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390291767580933632
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- ISSN
- 18813690
- 09168958
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可